ランニングと足裏の痛み

ランニング・マラソンで起きやすいケガの話が続いています。今回もこの関連の話になります。ケガの場所は足の裏の痛みについて紹介をしていきます。ケガの名前は足底筋膜炎になります。

この足底筋膜炎も走る量が増えてくると起きやすいケガになるのでランニング・マラソンをしている人だとなったことがある人や知り合いでなったことがある人もいるのではないでしょうか。

足底筋膜がどのような役割をしているのかというと足底筋膜は足の裏にある強靭な繊維組織になり、踵から足の指に向かって扇状に広がります。これが足のアーチを支えて足が地面に接地するたびに衝撃を吸収する役目を果たします。研究のうちのひとつになりますがランニングで足が接地の瞬間に足裏の負荷は体重の2〜4倍の数値になるそうです。そうすると衝撃を上手く吸収できなければ足底を痛めてしまうのも納得できるのではないでしょうか。

症状 かかとや土踏まずの辺りに強めの痛みを感じます。特に起床直後や運動開始の一歩目に痛みが出やすいことが特徴になります。動いているうちに痛みが治まってくる時は症状が初期の段階になります。酷くなってくると立っているだけでも痛み、一日中痛みを感じるようなこともあります。

治療方法 痛み感じ始めた初期の段階で安静にすることが回復させるのために一番いい方法になります。そこにプラスαで施術を加えていくとより早期回復に効果を発揮すると思います。症状の回復させる考え方として痛みを出している炎症を取り除くこと・炎症を出現させてしまった原因を取り除くことの二本立ておこないます。どちらか片方だけを行うと一時的に楽になり回復したかのようになるかもしれませんが、根本的に痛みを出現させてしまった体の状態は同じなので症状を繰り返す可能性が高いからになります。

一度なると治りにくい症状なのでケアもしっかりやりましょう。

ふくらはぎから足裏の筋肉をよくストレッチをおこない柔軟な筋肉をキープしましょう。またフォームの見直しやシューズ・インソールなどギアにも目を向けてみましょう。

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