変形性股関節症

股関節に痛みがありますと相談を受ける事も多々ありますが、その時に必ず行う事が相談されている人が痛いと感じている箇所を触れてもらいます。

なぜ、確認をするかというと一般の人の考えている股関節と専門知識を持っている人の股関節の考えている股関節の箇所が一致するとは限らないからです。

なぜ、このような事がおきていしまうのか。知識の差があるからではないかと思います。解剖学を勉強したことがあると体の部位の名前を知っているので、その呼び名でいいます。解剖学を勉強したことがない人は部位の範囲が広い場合があるからです。

冒頭での股関節が痛いと相談を受けて、確認をするとふとももの前や横、おしりなど触れる人もいます。ここで解剖学での股関節だけをチェックして終わりになってしまうと症状の改善はしにくくなります。このような事が起きないようにコミュニケーションを取ることは大切です。

股関節自体に痛みがある時はどんな疾患があるか。

一番可能性が高い疾患は「変形性股関節症」その他ではリウマチ性股関節症・大腿骨頭壊死症などがあります。

変形性股関節症を紹介します。

変形性股関節症は日本人の約500万人が発症していると言われています。

症状は股関節の痛みと機能障害になり、初期の痛みは立ち上がりや歩き始めに足の付け根に痛みを感じます。関節の変形が進んでいくと痛みが強くなったり、持続痛や夜間痛がでたりします。

日常生活では足の爪を切りにくい、靴下が履きにくい、などが現れ不便を感じます。状態がひどくなるにつれて日常生活に支障をきたします。

痛みの改善を方法は保存療法と手術療法になります。

保存療法で痛みの改善がまったく見られず手術療法が選択されます。

保存療法では股関節を動かす筋肉に柔軟性を持たせる為にストレッチを行ったり、股関節自体に負担をかけない体の使い方をする事で現状よりも変形が進まないように努めていき、動きの強度を高めていき、痛みを減少させていきます。

 

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