骨折の分類

人によっては何度も経験したり、一度も経験しないで済むケガ(外傷)のひとつに外傷性骨折・疲労性骨折・病的骨折などがあります。骨折の呼び方も数種類あります。違いから紹介していきます。

□外傷性骨折 正常な骨に外力が加わって、連続した骨組織が完全もしくは部分的に断裂した状態のこと。

□疲労性骨折 正常な骨に繰り返し外力が加わるか、一定の外力が持続的に加わることで連続した骨組織が完全もしくは部分的に断裂した状態のこと。好発部位として、中足骨・脛骨・腓骨・肋骨などが挙げられる。

□病的骨折 基礎疾患などで骨自体が脆弱になってしまいありないほど弱い外力や外力が加わらなくても連続した骨組織が完全もしくは部分的に断裂した状態のこと。

ちなみに高齢者に起きやすい圧迫骨折(いつまにか骨折)は骨密度の低下による骨の脆弱によるものなので病的骨折ではなく脆弱性骨折と呼ばれます。

あきらかに骨に異常がありそうだと感じる場合はレントゲンも撮ることが出来る整形外科を受診すると考えられます。

特に注意が必要な骨折は疲労性骨折になり、運動部の学生は多少の痛みは我慢して各スポーツを休まずに続ける傾向があるので痛みがある時はまず原因をはっきりさせ運動が可能なのか・休息が必要なのかを判断して行くことが大切です。

よって、整骨院や治療院で遭遇する骨折は疲労性骨折や外傷性骨折でも誰がみても骨折しているだろうと感じる状態より外見上では判別しにいものが多いと感じています。

言い換えると痛みを感じているご本人は骨の異常は想定していないので捻挫や肉離れなどの類だと思っているので症状を伝えくる言葉もややバイアスがかかった話し方になるケースもあります。しかし、痛みは感じたまま、思ったまま話してもらえれば大丈夫です。

たとえ骨に異常がある確率が低いと考えられるケースでもしっかりとチェックを行った上でその時の最善と思われる方法を選択していくのでお任せください。

 

 

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