結論から言うと慢性痛になる確率を減らすため
以下は解説になります。
物を持ち上げて腰を痛めて動けない。
朝、起きたら首が痛くて動けない。
どちらも急に痛みが発生して動かす事が困難状態で急性痛に入ります。
もちろん、ほかの条件で痛める事もあります。
ぎっくり腰や寝違えは
極論で言ってしまえば時間が経過すればいつか動けないほどの痛みは消えていきます。
それだったら痛みが消える事を待てばいいのかと言ったら、そういう訳ではありません。
なぜなのか。
急性痛と呼ばれる状態で痛みが出ている時には、痛めている患部に原因が大半を占めています。
痛みの原因として挙げられる事は、筋肉の炎症や靭帯の損傷だったりします。
この時点では炎症なり損傷なりを回復させていけば痛みをきれいに無くなっていく事多いです。
では、
痛みを迅速に回復させる事が出来ないとどういう事が起こり得るのか。
現在、感じている痛みから関連してくるストレスにより、痛みの原因が複雑化していきます。
原因が複雑化していくと慢性痛に移行してしまいます。
慢性痛自体は生命に対して危険な状態ではないので、心配する必要はありません。
痛くてつらい状態に変わりはありません。
ほぼ全員が痛くない状態で日常をすごしたいのではないでしょうか。
ですから急性痛は早く回復させた方がいい理由になります。
もう一つが慢性痛は原因が複雑化していく事で、原因が要因に代わっていき
痛みの根源が見えなくなってしまいます。
そうすると痛みの可能性を考えていくと内科的疾患〜難病まで範囲が膨大になり
重篤な疾患の可能性を否定しなければならない事もあります。
こうなってくると時間や費用も余計にかかってしまい、心配事も増えるかも
しれません。
これがまたストレスになり、負の連鎖になっていきます。
慢性痛が改善しにくい理由になります。
こうなってしまうことを未然に防ぐためにも
急性痛は早く回復させましょう。