体に痛みを感じることはほぼ全員が分かると思います。
痛みを感じている時にどうなのかというと普段通りに動くことができないと思います。
動けなければ、日常生活に支障が出てきます。
特に体を動かすことが仕事になっている人・スポーツをしている人はイメージしやすいのではないでしょうか。
やるべきことが明確にあるのに痛みで動けないとなれば、痛みをなくすために何かしらの治療をするか。
痛みが治まるの待とうと考えると思います。
このような状況になった時に、治療を行い、痛みはあるが治療前よりは多少動けるようになると痛みが減りましたねと言われこともある。
この時に、痛めている側の気持ちはどうなのだろうか。
その瞬間の痛みの感じ方で反応は千差万別だろうと思う。
しかし、痛みで動けなかったものが、動けるようになったのならば、先ほどより痛みが減ったから動けるようになったと言われればそのような気になるかもしれない。
これは現実的に間違っていないのか。
間違いではないが正確ではないと考えたほうがいいと思う。
これは、痛みと運動機能の関係は、医学や生理学の観点から複雑で、主観的な痛みの感覚と客観的な身体機能が必ずしも一致しない点が特徴だからです。
現実では、痛みの強度が変わらなくても運動機能が向上するケースが多々あります。
これは「痛みの脱感作」や「機能適応」と解釈できます。
痛みと機能は「連動しつつ独立した要素」として考えられます。
痛みの減少が機能回復の必要条件ではなく、十分条件でもありません。
動けるようになった場合、痛みが減った可能性が高いですが、必ずしもそうとはいえません。
これは、器質的損傷と非器質的損傷の有無や急性痛と慢性痛で考えると分かりやすいかもしれません。
ここで何を伝えたいとかというと目的によっては、痛みがあったとしても、問題解決ができる場合もありますということです。
優先順位を何にするかによって、方法も考え方も変わります。

















