ここ数日は気温差の乱高下が激しく3月上旬なのに20°近くになったと思ったら、
翌日は雪の予報が出て急に寒くなったりしています。
このような日があると体調を崩したりする人がでてきます。
急激な気温の変化はそれなりに体に負担をかけてしまいます。
しかし、気温をこちら側でコントロールすることはできないので、
体の中で何が起きると調子が悪くなるのか。
知識をつけることで対応していくほかありません。
そこで、寒暖差と体の関係について知識をつけてみましょう。
寒暖によって体に不調が現れることを寒暖差疲労いいます。
寒暖差疲労とは気温の変化が大きく、身体がその変化に適応できずに疲労を感じる状態。
主な症状は
□疲労感 身体が常にだるく、疲れやすい。
□頭痛 気温の変化によって頭痛が起こることがある。
□筋肉痛 筋肉が緊張しやすくなり、痛みを感じることがある。
□関節痛 関節が痛むことがあり、特に気温が下がると感じやすい。
□睡眠障害 自律神経の乱れにより、眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなることがある。
□イライラ 気温変化によるストレスで気分が不安定になる。
□免疫力の低下 風邪をひきやすくなることがある。
寒暖差疲労が起こる条件は
一般的には5度以上の気温差があると感じやすくなると言われて10度以上の気温差があると多くの人が感じます。
この気温差によって自律神経が乱れてしまうと体の調子が悪くなります。
あくまでも日本における話になると思います。
世界を見渡すともっと気温差の激しい地域もありますが、その地域の人達は普通に暮らせています。
人の体は良くも悪くも環境に適応していくので、寒暖差疲労の対策は体にある程度の負荷をかけていき、
環境の変化に耐えられる体作りが大切だと考えられます。
適度な運動して、短いサイクルで体の環境を変えても何事もなく日常を送れるようにすることが
一番の対策になるだろうと思います。
もちろん睡眠や食事など生活習慣を蔑ろにしてはいけません。