体の痛みはいろいろな場面で感じます。
時には気にしないでいい痛みもあります。
たとえば、体を動かす時に痛い・体を動かした後に痛い・じっとしていても痛いなどのタイミングがあります。
また、痛みの度合いによっても、支障があることないことあります。
痛みを感じた時にどこかで診てもらう・様子をみるなど人によって行動も変わってきます。
このようにいくつかパターンを出して組み合わせていくと多くのケースが出てきます。
ここまでは、具体例がなく抽象的な表現になっているので、ここからは実際に相談のあった出来事を例にして話を進めていきます。
今回は歩いていると腰や足が痛くなる。
痛みに関連して相談があると何か病気がきっかけで痛みが出ているのではないかと想像します。
特に歩いていて痛みが出てくると整骨院という場所柄、神経的な原因があるのか。それとも、血管に関係するのか。筋肉を痛めてしまっているなどいろいろな可能性を考えます。
しかし、何かを判断するには、この情報量だけでは少なすぎるのでもう少しだけ詳しく話を聞いていきます。
歩いて痛くなるといった時に歩き始めから痛みを感じる・歩き始めて15分くらいで痛みを感じる・おおよそ一日中歩くと痛みを感じる。
歩くというワードだけも大きく分けたとしても歩く時間が違います。これだけの違いがあれば原因は同じではないだろうと想像できると思います。
もし、おおよそ一日中歩くと痛みを感じる。このパターンで「腰や足が痛いな」体のどこかが悪いのではと考えるよりは一日中動ける体力があると考えたほうが妥当だと思います。
また、それだけ動いていれば疲労からきている痛みの可能性が高くなるので、不思議なことではありません。このあと休息を取って痛みがなくなっていくのであれば悩まないでいいはずです。
もちろん、一日中動いたくらいで痛くなりたくないといった場合は、普段から体を動かして鍛えていき準備をしていれば耐えられる体になるかもしれません。
ここで理解してもらいたい内容は、痛みを感じても体を休めたら痛みが完全になくなるのであれば基本的には問題ないので悩まないでいいということです。