前回は血圧について話を進めました。血圧は常に一定ということではないので数値だけで良し悪しの判断をしないように気をつけましょうといった内容です。実際に血圧の話になると血圧が高いことに注目がいきます。これはなぜか。血圧が高いということは病気が隠れいる可能性があり、血圧は高くなっても本人も気がつかないことが多いので放っておいていいとはいえないからだろうと考えられます。
高血圧症には種類が2つあります。ひとつが本態性高血圧症。もうひとつが二次性高血圧症です。
□本態性高血圧症 日本のほとんどの人は本態性高血圧症で原因がはっきりとしていませんが、生活習慣や遺伝的要因があると考えらています。
□二次性高血圧症 病気など原因が明らかになっているもの。
高血圧症の症状は高血圧そのものが症状を起こすことはほとんどありません。血圧を計ったり、計る習慣のない人は血圧が高くなっても気がついていない人います。まれに頭痛やめまいが起きることもあります。血圧が高くて頭痛やめまいがあったという話を聞くことは度々あるので少ないとは感じないかも知れませんが、これは症状がなければ血圧が高いの症状が何もないと逐一話をする人がいないので実際は症状がない人が圧倒的に多いのです。
高血圧が発見された時は病気の可能性を否定できることが大切になります。体に現れる症状によると思いますが気をつけるべきポイントは
□脳疾患
□心疾患
□腎臓に関する疾患
□目に関する疾患
この他にもありますが、上記のものは特に除外して起きたい疾患だと思います。
病気が原因の二次性高血圧症でないと分かったら、血圧を安定させるために生活習慣の見直しをしましょう。
ポイントは
□禁煙
□運動
□減塩
□野菜を多く摂る
□過度の飲酒を控える
□肥満があれば適度な減量
これを見た時に行動に移さなければならないものがあれば、それが要因のひとつになっている可能性が高くなるので続けていくこと効果につながっていくことに期待が持てます。