長年の腰の痛み①

腰の痛みで悩んでいる人は多いのですが、痛みかたはさまざまです。

痛みが強すぎて動けない人・動くと強い痛みが出る人・鈍い痛みが続いている人など

痛みのパターンも沢山あります。

痛みの分け方はいくつかありますが、痛みで気をつけたいことは生命にかかわる可能性のある痛みで解決にスピードが必要になってくるのかということになります。

急性痛か慢性痛で考えていくと分かりやすと思います。

急性痛では痛みの原因が生命にかかわるものがあるので鑑別が大切になります。

慢性痛で生命に直接かかわるものはないと考えられます。

痛みの別の分け方はでは、器質的に損傷があるのかないのか。

もっと噛み砕いていうとケガをして痛むのか。ケガをしていないのに痛むのか。になります。

ここかからが題目の内容になっていきます。

長年、腰に痛みを抱えている場合は、急性痛でもケガをしてでの痛みではないと思います。

長年なので時間軸で考えると急性痛ではありません。

また、ケガでの痛みなら器質的に損傷がみられるはずですが、長年と考えると数ヶ月ということはありえないことなのでこちらの可能性もほぼゼロといっていいと思います。

長年の腰の痛みの正体は何なのかとなります。

いわゆる慢性痛になります。

特殊な例で線維筋痛症などは日常生活も困難になってしまう場合もあるようですが、大半の人は日常生活で不便を感じるくらいなものになります。

痛みを抱えている本人の感覚ではそんなことはないと言いますが、相対的に評価をすると日常生活が困難な部類に入ることはありません。

長年の腰の痛みの厄介なことは痛み出してからずっと痛みが続いていると訴える人が多いことです。

一番初めに痛めた時から痛みがずっと続いていることはあり得ないというか。

もし、あったらかなり大事になっています。

これは痛みの記憶が関係しているのだろうと思います。

時間が経つにつれて記憶は薄れていきます。

痛みも同様です。

だから、今感じている痛みがずっとあると勘違いをしています。

冷静に思い返すと痛みを気にしていない時はあります。

もしくは気にしていないので記憶にも残っていないということになります。

この部分を理解し始めるとやるべきことがみえてきます。

 

 

 

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