前回は花粉症対策のひとつを紹介しましたが、セルフケアや手軽にできるものではありませんので、今回は個人でできる花粉症対策に特化していきます。
今からスギ花粉が本格的に飛散する期間を考えると体質改善などは時間を考慮すると間に合いません。そうするといかにスギ花粉を出来る限り吸い込まないような環境をつくり上げることが大切になってきます。
まずはスギ花粉の飛散状況のチェックは必須になります。
そして、飛散しやすい条件を覚えておきます。強い風が吹いた日やその翌日、気温が高い日、雨が降った翌日、乾燥した日などスギ花粉が飛散しやすい条件になります。
外出時に気をつけること
□外出を控えることが一番ですが、なかなか徹底することは難しいので、一日の中で飛散量が多いと言われる13〜15時くらいは避けるようにしましょう。日用品の買い物などはインターネットショッピングを利用することもひとつの方法になります。
□外出時の服装は帽子・メガネ・マスク・コートなどを着用します。素材までこだわることが出来るのであればレザー・ナイロン・ポリエステルなどのツルツルしたものをおすすめします。逆にウールやファーなどの毛足が長いものは避けましょう。カバンなどには静電気防止スプレーをするとよいでしょう。
□帰宅した時に玄関を開ける前に衣類やカバンなどに付着したスギ花粉を払い落し屋内に出来るだけ持ち込まないようにします。マスクについては表面に触れず外してビニール袋などに入れて捨てましょう。そして、洗顔・手洗い・うがいをします。
室内で気をつけること
□こまめに掃除機をかける。フローリングには拭き掃除が効果を発揮しやすい
□部屋は換気もしたいですがこの時期に限ってはドアや窓を開けることは最低限にしましょう。
ここまで気をつけ行動してもスギ花粉を完全にシャットアウトをすることは不可能ですがかなりの量を減らすことができ辛い症状の緩和がきたいできるのでこの時期のQOLの質を保つことに役立ちます。