体が重い・だるいと感じる事は誰にでもあると思いますが、その原因に考えられることには何があるでしょうか。
おそらく一番多い理由は疲労ではないでしょうか。疲労にも種類があり、肉体的な事・精神的な事があります。この他には熱を出したなど病気も考えられます。
医学的には体が重い・だるいという状態を倦怠感と呼びます。
体にこのような症状があらわれる意味は何でしょうか。
これも急性痛と同じ理由があり、体を守るための危険信号になります。
人の体はホメオタシスという体をある一定の状態に保つ機能があります。これが乱れそうになると危険信号として重い・だるいといった倦怠感が危険信号として発せられます。
倦怠感にもいくつか代表的なものがあるので対応方法を踏まえながら紹介していきます。
□身体的疲労 運動やスポーツなど体を動かしたことによって疲労します。理由は体を動かすエネルギー源の枯渇や一時的な血流不全などによって引き起こされます。しっかりと体を休めることで時間とともに回復していきます。
□精神的疲労 日常的にさらされるストレスによって疲労します。仕事や人間関係の悩み、引っ越しや転勤・進学・進級による環境の変化などがあります。慣れることによって解決していくのは環境の物理的な変化になります。仕事や人間関係の悩みは放置しておくをうつ病などになる可能性もあるので気をつけましょう。
□病気 風邪などをひくと倦怠感がでます。風邪といってもウイルスの種類は沢山あるので原因のウイルスにより倦怠感がある場合ない場合があります。
□食生活の乱れ 栄養のバランスに偏りがあったり、食事を抜いてしまったり、食事で食べ過ぎてしまっても体が重くなったり、だるくなったりします。食事は適度にとりましょう。
あまりにも倦怠感が続く時は風邪以外の病気も念頭に置いたほうがいいのでクリニックや病院で診てもらいましょう。
次回は倦怠感を改善する方法について紹介します。