パソコン・スマートフォン・タブレットなどディスプレイを見る時間が長い人多いことが現代の特徴のひとつ言えます。
電車に乗れば、ほぼ全員がスマートフォンを見ている光景を確認できます。
このようなことからも日常生活からディスプレイを排除することは難しいゆえの弊害も出ています。
それは健康被害になります。
パソコン、スマートフォン、タブレットなどのディスプレイ(VDT:視覚表示端末)を使った長時間の作業により、
目や身体、心にさまざまな不調が生じる状態をVDT症候群(Visual Display Terminal症候群)と言います。
別名「IT眼症」「テクノストレス眼症」「コンピュータビジョン症候群(CVS)」とも呼んだりもします。
そして、子どもから大人まで幅広い世代に影響が出ています。
主な原因は、画面を長時間凝視することによる目の負担と、悪い姿勢の継続と考えられます。
具体的には、
まばたきの減少により涙液が蒸発し、ドライアイを引き起こす。
画面の輝度やちらつき、ブルーライトの影響で眼精疲労が蓄積。
ディスプレイ、キーボード、書類間の視線移動が頻繁で、目の筋肉(毛様体筋や外眼筋)が過度に緊張。
同じ姿勢を長く保つため、首・肩・腰に負担がかかる。
精神的ストレスとして、作業の集中やデジタル機器への過剰適応・不適応が加わる場合もある(テクノストレス症候群の側面)。
主な症状
□目の症状(最も多い) 眼精疲労、目の乾き・痛み・充血、視力低下、かすみ、異物感、頭痛(目の奥や後頭部)。
□身体の症状 首・肩・腕・腰のこりや痛み(頸肩腕症候群)、背中の痛み、手指のしびれ、全身倦怠感。
□心の症状 イライラ、集中力低下、うつ気分、不安感、めまい、食欲不振。
予防・対策方法
□作業時間の管理 連続作業を1時間以内にし、10〜15分の休憩を挟む。休憩中はVDT作業以外(例:遠くを見る、ストレッチ)を行う。
□環境整備 画面の上端を目線の高さかやや下方にし、視距離を40〜80cm確保。
画面の明るさを周囲と同等に調整、反射やまぶしさを防ぐ。
椅子・机の高さを調整し、正しい姿勢を保つ(肘・膝を90度程度)。
部屋の照明を適切にし、湿度を保つ(加湿器使用)。
デジタルデバイスとは切っても切れないので、予防や対策をすることで上手くつきあっていきましょう。

















