夕方になると足がむくむ・飲んだ翌日の朝は顔がむくむなど体にむくみを感じる場面があります。
むくみには病気でないものと病気によるものに分けることができます。
一般的な会話でむくみが気になるなど話題に上がってくる時は病気でないものが多いです。
今回は病気でない足のむくみについて話を進めていきます。
この場合は物理的な要因や塩分の摂り過ぎ・ホルモンなど原因になっていることが多いので、
原因に対処していくとむくみの改善になります。
□運動不足 筋肉を使う機会が少ないと足に血液が滞りやすくなり、血液中の水分が皮膚や皮下脂肪にたまりやすくなり、むくみにつながっていきます。
□同一姿勢の時間が長い 同一姿勢が続くと重力によって、血液やリンパ液が足に滞ってしまいます。
□足の冷え 足が冷えると筋肉が硬くなり、筋肉の働きが悪くなり、血液やリンパ液が足に滞ってしまいます。
ここまでは多少、理由に違いはありますが、足に滞る血液やリンパ液などは筋肉の働きによって下半身から心臓に血液を戻し、全身に循環をさせる筋ポンプの役割をはたしています。この筋ポンプの働きが悪く足に血液やリンパ液が滞ってしまいむくみにつながっていることは共通事項になります。
□塩分の摂り過ぎ 塩分を摂り過ぎると塩分濃度が高くなってしまいますが、人の体は内部の環境を一定にする作用があるので、塩分で濃くなった部分を水分を蓄えることで一定に保ちます。そうすると通常よりも水分の量が増えるのでむくみやすくなります。
□更年期の症状 女性ホルモンのエストロゲンが減少することで自律神経が乱れ、体内の余分な水分の排出する働きが弱くなる。
むくみの改善にはふくらはぎを動かすことを意識ます。
ウォーキングなどをしたり、仰向けになり少し足を高くして、足首を動かすなど運動を取り入れてみましょう。
ビタミンB群が豊富な食べ物を摂ることも有効です。
たとえばゴマ・海苔・アーモンドなどは小さくして味にワンポイント加えたり、豚肉やレバー・あさり・シジミなど
があります。
むくみの予防や改善を助けるフットケア用品を使うことおすすめできます。
病気によるむくみでないことは確認しておきましょう。