インターバル走

前回まではインターバル速歩について話をしていました。

今回はインターバル走について話を進めていきたいと思います。

歩くと走るとでは運動の強度や実際の体で感じるつらさに大きな違いがあります。

どちらにもインターバルという単語があります。

この意味は「間隔」や「合間」になります。

これを踏まえて歩いたり、走ったりします。

インターバル走とは走る前に設定した距離を休息を挟みながら走る練習方法になります。

具体的には、かなり早いペースで走る→軽いジョグをする

これを繰り返し、走る距離は同じにするのが基本的な設定になります。

インターバル走の効果は

□最大酸素摂取量の向上 最大酸素摂取量が高くなると1分間に取り込む酸素量が増えるので、生み出すエネルギー量も増えます。その結果、有酸素運動能力が高く、持久力系スポーツの力の指標になる。

□心肺機能の向上 心肺機能が強化できると持久力アップ・疲労しにくい体になる・冷え性の改善が効果見込めます。全身に血液を送りこむことができるようになり、酸素の摂取量も増えるのでエネルギーも生み出せるようになります。

□スピード持久力の向上 スピードに慣れてくるので、回数が増えてくるとスピード持久力アップも期待できます。

□乳酸を再利用できる能力を高める 体内の糖をエネルギーにして動いていると乳酸が生み出されます。直接、疲労にかかわるわけではありませんが、多く生み出されると足が重くなり動かなくなります。しかし、インターバル走をおこなうことで乳酸をエネルギーとして再利用できるようになります。訓練することで速いスピードでも疲労しにくくなります。

インターバル走は負荷の高いトレーニングなので、週に1回くらいがベストになります。

インターバル走の強度は心拍数で管理することが目安は120〜180くらいでおこないます。

早く走っている時は180くらいでゆっくりジョグで120くらい戻すという具合になります。

体の能力を高めるには少しのきつさを与えていかないとなかなか変化は見込めません。

 

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  1. 2024.11.30

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