低気圧が近づいてくると古傷が痛む・頭痛がするなど体の不調を訴える人が周りにいたりしませんか。
そうすると天気予報をよりも当たるなんてことをいう人もいます。
気圧の変化と痛みや頭痛は関係があると考えられています。
これを気象病といいます。
症状は
□頭痛
□めまい
□肩こりや首のこり
□関節痛や古傷の痛み
□吐き気
□疲労感やだるさ
□手足のしびれ
□むくみ
□気分の落ち込み(うつ状態)
□いらいら
□集中力の低下
□不安感
などがあります。
このように症状は多岐に渡るので今回は頭痛について話を進めていきます。
頭痛は傍から見るとケガと違い見た目でつらさの判断ができません。
しかし、頭痛のつらさで日常生活に支障をきたすことも少なくないので対処の方法を知っておくことは大切だと思います。
低気圧と頭痛が関連するメカニズムは
脳の血管が拡張することにより、頭蓋骨と脊椎の内側にある硬膜にある三叉神経が興奮します。
その結果、放出された痛み物質に反応して、さらに血管が拡張するという悪循環が起こり、頭痛が生じるます。
頭痛の種類は
□緊張型頭痛 頭全体を締め付けられるような痛みの頭痛。
□片頭痛 頭の片側又は両側が脈に合わせてズキンズキンとした痛みがある頭痛。気圧・気温の変化で引き起こされることが多い。
対策は
□耳のマッサージ
- 両耳を軽くつまみ、上・下・横の方向に5秒ずつ引っ張ってください。
- 軽く引っ張ったまま、後ろに向かってゆっくり5回まわしてください。
- 耳を上下から包むように折り曲げて5秒間静止します。
- 耳を手のひらで覆い、ゆっくり5回円を描くように後ろに向かってまわします。
朝・昼・晩の1日3回行うのがベストになります。
□気象病用の耳栓の活用 耳栓をすると気圧の変化が緩やかになるので、効果を期待できる
□自律神経を整える 規則正しい生活リズム、運動や趣味などでストレス解消、十分な睡眠、バランスの良い食事など実践する。
□漢方薬を服用する 低気圧で頻繁に不調を感じる人は常備しておくといい。
このような方法で対応するといいと思います。