緊張型頭痛

頭痛を続けて紹介していますが、日常的につらい思いをしている人は多くいます。ここで頭痛について少しでも理解し症状の改善方法につなげられたらと考えています。

今回は緊張型頭痛を紹介していきます。

緊張型頭痛は以前は筋収縮性頭痛と1988年呼ばれていました。緊張型頭痛は頭痛の7〜8割を占めて日本で2200万人が悩んでいて中高年に多く性差は特にありません。頭痛の頻度はさまざまで月に数回から毎日の人まで確認できます。

痛くなる部位は後頭部から首にかけてが多い。この他には頭全体やはちまき様の場合もあります。痛みかたとしては圧迫感・頭重感などが特徴になります。

症状は目の疲れ・体のだるさなどが多く、日常生活への影響は軽度になります。

緊張型頭痛が起こす理由としては身体的ストレスや精神的ストレスが多くの人に関連しているようです。別の理由では薬物の乱用や顎関節症もあります。

予防や対策として

筋肉の緊張が関連していると言われているので筋肉が過度に緊張しないようにしていくと頭痛の解消に役立つ可能性があります。

日常生活で目線が下がりうつむく姿勢を減らすように心がけましょう。うつむかない姿勢のイメージとしては文庫本を頭の上にのせて体の前に落ちてこない位置が目安になります。デスクワークでは目線が床に対して平行になる事が理想になるので可能な限りこの位置に合わせていきましょう。

枕はこのみもあると思いますが、首の骨の形状に合せたほうが筋肉への負担はかかりにくくなります。ご自身の睡眠を妨げないようにしながら首の骨の形状に合せましょう。

筋肉の物理的な緊張はマッサージや温めたりすると効果を得る事ができます。ストレスをため込まないことも大切になります。リラックスする方法を持ち合わせていると予防に繋げることもできます。

基本的には緊張型頭痛の症状の時には心配するようなことはないのですが、いつまでも続くようなら一度は医師に診てもらい恐ろしい病気が潜んでいないか確認してみましょう。

診療時間

お越しの際は

横浜市中区本牧町2丁目284-16
【アクセス】
JR線「山手」駅より徒歩17分
JR線「石川町」駅よりバス10分
【お車でお越しの場合】
当院前の本牧通り
11:00~15:00まで駐車可です。
 

院長のヒトリゴト

  1. 2024.10.06

    ケガをした時
  2. 2024.10.05

    肩関節周囲炎
  3. 2024.10.04

    低気圧と頭痛
PAGE TOP