寝違えと別の疾患

体を動かそうとした時に痛みで動かない。このような症状で一般的に多いのは寝違えやギックリ腰になると思います。大体の人はこのどちらかの痛みを経験したことあるのではないでしょうか。

今回は寝違えについて紹介をしていきます。

寝違えになる時のタイミングは正確にいうと本人もいつ痛めたのか気がつくず眠りから目覚めて動こうとした時に痛みで首を動かせない状態になっているので、眠っている時に痛めたどろうとなり、この症状は寝違えと呼ばれています。

寝てるだけでなぜ痛くなってしまうのか。原因となるメカニズムは分かっていません。ただ、寝ている時の状況から推測すると急に首を捻ったりするなどは考えにくいので、睡眠時に姿勢で特定の筋肉の場所に負荷がかかる時間が長くなりすぎるなど血行不良から靭帯や関節で炎症を起こした結果だと考えられています。

症状は首や肩を動かすと痛みで動かせなかったり、動かせるが不快な痛み必ず出るなどがあります。寝違え自体は痛みを感じるので不快ではありますが、恐ろしいものではないので、何もしなくても時間の経過で痛みはなくなっていきます。おおよそ3〜4週以内くらいをみておくといいと思います。この期間を過ぎても痛みが変わらなかったりする場合は寝違えではなく他の疾患の可能性も出てきます。

実は寝違えではなく他の疾患の場合はどんなものがあるのか。知識として頭に入れておきましょう。

首に強い痛みを感じて動かせない時、重度の寝違えでも十分ありえます。また、ほとんどは寝違えで間違いないと思いますが、極まれに怖い疾患が隠れている時もあります。そのひとつに椎骨脳底動脈解離があります。これは頭や首の血管が避けることで強い痛みが現れます。痛みだけで判断は難しいですが、その他の症状でめまいや目の前が暗くなるようこと合わせて出てくるようなら救急車を呼んだ方がいいかもしれません。

一ヵ月経過しても痛みが変わらいない時は関節リウマチや頚椎椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍などの可能性も出てくるので病院などを受診しましょう。

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