体を動かすといったら、何が頭に思い浮かびますか。
人によって違いはあったとしても多くはスポーツをはじめとする運動をイメージすると思います。
これも正解のひとつだと思います。
体を動かすことは家事をする・仕事をするなど日常的に起きていることも入ってきます。
体を動かさない人はほとんどいません。
人には体を動かすにも癖があるので、動かしやすい・動かしにくいなど個性が出てきます。
これが毎日のことになってくると体の使い方にかたよりが出てきて使い過ぎでの痛みになったりします。
具体的な例をあげていきます。
腰が痛い人に多いパターンになります。
腰を前に曲げると痛みが出る人は腰の骨の関節が上手く動かずに腰の筋肉のみに頼って動かす人が多いです。
物理的に腰の筋肉のみに負担がかかりやすくなるの負担を分担させるために腰の骨の関節を動かす訓練をします。
大きく動く関節ではないので、始めのうちは関節を動かすエクササイズを一緒におこなっても何をしているのかわからないことが多いのですが、
これを続けていると少しずつ腰の関節が動くようになってくるので、腰の痛みへの反応が変わってきます。
腰の状態を確認した時に、エクササイズを始める前は即答で腰は痛い・腰が痛いといっていても、
返事をするまでに考えるなど痛みがあるのかを一度考えるようになったりするので、
痛みの強さは減ってきているのだろうと予測できます。
動かなかった部分を意図的に動かすように訓練をすることによって、無意識で動くようになってくると
日常で特定の部分を使い過ぎるというこうが避けられるようになるので、使い過ぎで痛くなる可能性が低くなります。
痛みに焦点を当てるとこのようなメリットがあります。
体を動かすといっても何に目的を設定するのかによって、行動が変わります。
生活習慣病を予防したいのであれば、エネルギーを消費するために体を動かすことになるので、
さきほどのエクササイズとは違う運動を行うことになります。
目的に合わせて体を動かしていきましょう。