低体温症を防ぐには②

前々回はどうすると低体温症になるのかを紹介しました。今回は低体温症に対する一般的な対処方法と予防方法の話をしていきます。

低体温症と考えられる時の症状は

□身体のふるえ

□動作がにぶくなる

□感覚がまひする

□思考力・判断力の低下

□昏睡

五つ症状を記載しました。この中でも上から三つまで何となく経験をしたことがあるかもしれません。下の二つの症状になると生命の危険も隣り合わせになってくるので、経験したことがある人は少ないと思います。

逆をいえば、身体のふるえや動作がにぶくなるなどの段階で手を打っていれば、怖がる必要はないでの対処方法と予防方法の知識をつけていきましょう。

予防方法は身体を冷やさないことになります。

具体例は以下になります。

□体を動かす

□湯舟につかる

□生活習慣の見直し

□室内環境を整える

□温かい飲み物や食べ物を摂取する

ここまでは生活の中で体を温める方法になります。

シーン別の予防方法

登山の時

□汗はこまめに拭く

□濡れた衣服を着続けない

□こまめにカロリー・水分を摂取する

□防寒着・雨具などの備えは十分にする

マラソンの時

□こまめな水分補給

□防寒具・雨具の準備

□速乾性のウェアの着用

□気温に適したウェアを着る

海や川

□疲れているときの水遊びは控える

□こまめにカロリー・水分を補給する

□定期的に水から上がって身体を温める

これらのシーンは気温の高いシーズンでも低体温症になることがあるの注意が必要になります。

災害にあってしまった時、いつ起こる分からないので備えおくといい物になります。

□毛布

□湯たんぽ

□ホッカイロ

□アルミシート

避難先は、どうしても体育館など底冷えしやすい場所になることが多いので事前の準備が大切になりますがイレギュラー対応をせざるえないので工夫も必要になるかもしれません。

対処方法は

初期のふるえなどは暖かい場所に移動する。濡れていれば拭き取る・乾かす。温かい飲み物を飲む。毛布やヒーターなどを使う。体の内側と外側から温めることが回復の方法になります。しかし、中度から重度になると温めるスピードが早いと心房細動を起こす可能性もでてきます。

低体温症にならないように予防をしっかりと行いましょう。

 

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  1. 2024.11.30

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