ランナー膝の予防方法

前回はランナー膝について紹介をしました。

ランナー膝を発症する理由は端的に言ってしまえば、オーバーユースによるものです。

練習のしすぎということになりますが、練習の量を減らせばいいのかというとそこまで単純ではありません。

たとえば目的や目標になっている距離は走れている状態で練習強度をあげたために痛くなってしまったということであれば練習量の調整や強度を見直していくこで状態は回復していくことが見込めます。

その後、徐々に練習量や強度を上げていくようにすれば問題が解決されていきます。

しかし、フルマラソンを完走したいという目標があって、練習をしているけれど10㎞あたりいつも膝の外側が痛くなってしまうとなると体力不足も考えられますが、多くの場合はランニングフォームが膝の外側に負担をかけすぎている可能性が高くなります。

このケースだとランニングフォームの見直しをしたほうがいいことが多くなります。

ランナー膝になりやすいフォームの特徴は

□足でブレーキをかける

□体が左右にぶれる

□膝が内に捻じれる

□硬い地面でのランニグ

このどれかに当てはまることが多く、原因がひとつというよりは、メインになる原因がひとつあり、そこから他のものも絡んできて結果ランナー膝が発症するという流れになります。

解消方法は

□足でブレーキをかける 市民ランナーで一番多いと思われる理由になります。ランニング時に足が上半身より前に出て走るので一歩ごとに衝撃が強く入ります。足の着く位置を上半身の真下に持ってくるようにします。

□体が左右にぶれる お尻の筋肉が上手く使えずに体を支えきれずに左右に傾いてしまう。ランニング前やランニング中にお尻をを軽く叩いたりすると解消することが多い。

□膝が内に捻じれる 膝を曲げる時に膝がうちに入ってしまう結果、膝の外側に負担をかけてしまう。殿筋群を活性化させるエクササイズを取り入れる。

□硬い地面でのランニグ 環境面になるので、柔らかい地面で練習したり、クッション性の高いシューズを着用する。

具体的な練習をひとつだけ選ぶとしたら、

短い距離の下り坂ダッシュをブレーキをかけずに行うと解消に向かいやすいです。

上手くできると太ももにつらさがなく、上手くいかないと太ももがつらくなります。

 

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