人は見た目で判断してはいけないとよく言われます。
自分が誰かと接する時にこの言葉は大切な意味を持ちます。
しかし、初対面の印象はその人持っている雰囲気などもありますが無意識の内に見た目で第一印象を判断していることは間違いありません。
そうすると姿勢の良し悪しで得することもあれば、損することもあります。
それならば姿勢はいいに越したことはないですねとなります。
人から見られ時は見た目で判断されていることを理解していおいたほうがいいです。
これは理屈の世界ではなく、感情が入ってきています。
ここまでは姿勢の見え方についての話になります。
姿勢と結び付けて話が展開されていくことが多いのが肩こりや腰痛など体のつらさ・痛みになります。
実際に姿勢と体のつらさや痛みはどれくらい関係しているのでしょうか。
姿勢が悪いと指摘される猫背だといろいろと体に不調をきたすように言われますが、実際は猫背でも何も体に不調がない人もいれば、不調がある人もいます。
では、姿勢がいいと言われる人は体の調子がいい人だけかというとそのようなことはなく、調子の悪い人もいます。
姿勢が悪いから体の調子が良くないとは直結した理由にならないといえます。
そんなことはないと反論も出てきそうですが、例えば、よくおすすめされるいい姿勢を保持していたとしても、
ずっとその姿勢でいたら、疲労で痛くなったり体の不調が出たりします。
この内容は言われみればそうだよねとなるのではないでしょうか。
姿勢は静止と運動の中のひとつになります。
静止の連続での集まりが動きになります。
この意味はパラパラ漫画をイメージしてもらうと分かると思います。
ひとつひとつは動きないの静止した絵になりますが、パラパラしていくと動いているようになります。
これと同じことが人にも起きていると置き換えれば、姿勢は止まっている状態なのでこの連続が動きになるということです。
姿勢のいい悪いは、その人にとっての動きのスタート地点ということになるのではないでしょうか。
必要な場面に合せて姿勢を使い分けることができればいいのではないかと感じています。