むちうち症状って聞いたことがありますか。
何のことか具体的なことは分からなくても言葉は知っている人が多いと思います。
むちうちと検索すると交通事故に関連して情報があがってきます。
追突などをはじめとする交通事故によって起こることが多いので、むちうちの症状とセットで弁護士のページが多い印象です。
交通事故は何度も経験するものではないので、初めての経験で交通事故の対応がわからない人がほとんだからだと思います。
むちうちは症状の俗称で、疾患名は頚椎捻挫(外傷性頚部症候群)といいます。
むちうち症状はどんなものがあるのか。
□首周辺の痛みや不快感
□首の動きに制限
□頭痛
□めまい
□吐き気
などが一般的に多いです。
この症状は「むちうち」にならなくても感じることがあるので、交通事故の直後に軽い症状を感じていても時間がの経過で治るだろうと考える人います。
予想通り症状が治まってしまえば、問題はありませんが交通事故の直後は交感神経が強く働いていることで症状を感じにくいケースが少なくありません。
日が経つに連れて症状が悪化していくもあるので、少しでも違和感など普段と体の感覚が違うと感じているのであれば病院を受診しましょう。
病院を受診するまでに交通事故からあまりにも時間が開いてしまうと交通事故との因果関係がないと判断されてしまう可能性もあるので、事故から3日以内くらいには受診することがすすめられています。
「むちうち」の治療
症状の程度によりますが、まずは日常生活にできるかぎり支障が少なくなるように心掛けます。
首に力が入ったり、動かしたりして痛みを強く感じる時は頚椎カラーを装着してむやみに首に負担がかからないようにします。
おおよそ外すタイミングは頚椎カラーを装着しても首が楽に感じなくなった時が頃合いになります頚
並行して、薬物治療や筋肉の弛緩や痛みの緩和を目的とした電気治療などが行われます。
最初は整形外科を受診して治療を開始しますが診療時間に間に合わないなど通院が難しい時は整骨院でも通院が可能なので、ご相談下さい。