股関節の調子が悪い

日常生活で歩く・階段を上る下りる動作が出来ないと何かと不便なことが多くなってしまいます。自由に動き回ることが出来ていると気がつかないのですが、ケガをして体に痛みがあったりすると実感します。本当はこのような事に気がつかずに生活していくことが一番いい結果なのかもしれませんが痛みはどんな形で現れるのかわかりません。

移動をすることに直接関わる痛みの箇所としては股関節から足の間に痛みがあると途端に不便になります。今回はその中でも股関節周囲を中心に紹介をしていきます。

まず確認するべき事に股関節が痛いといった時に大腿骨頭と呼ばれる骨自体に痛みがあるのか。それともその周りの筋肉に痛みを感じているのか。一般的に股関節が痛いというとこの両方が当てはまってきます。どちらでも痛むと辛いのですが大腿骨頭から痛みを発しているほうが予後に影響する事が多いです。

代表的な疾患は

□変形性股関節症 関節軟骨がすり減って骨と骨がぶつかり合ってしまい痛みを出します。

□股関節寛骨臼インピジメント 股関節の形が不良なことで大腿骨と寛骨臼がぶつかってしまい関節唇や軟骨に損傷を与えてしまいます。

□関節リウマチ 自己免疫疾患のひとつになります。関節を包む滑膜が免疫細胞に攻撃をされて炎症を起こしていたみを出す。この疾患は全身の関節に現れます。

□大腿骨頸部骨折 ざっくりといえば股関節の骨折です。高齢者や骨粗しょう症の患者が転倒した時に起きやすい骨折になります。

□大腿骨頭壊死 大腿骨に血流障害が起き骨頭が壊死する疾患。ステロイドや喫煙が危険因子といわれています。

などがあります。

ここで出てきた疾患は直接、大腿骨頭に関わるものばかりになります。

この他にも大腿骨頭を動かすために関わる筋肉や腱がきっかけとなる痛みもあります。痛みを感じて少し様子をみて痛みの感覚がすっきりとしてこない時は専門家に一度状態を確認すると余計な不安を持たずに済みます。また、必要な場合は早期に治療が開始できます。

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