膝に痛みが出てしまう時は、日常生活の中やスポーツをしている時などが多いと思います。
使い過ぎによるもの・アクシデントによるケガなどが考えられるので、年齢や属性によっても、疾患に特徴が出てきたりもします。
膝の疾患にはどのようなものがあるのか。
紹介をしていきます。
□変形性膝関節症 膝の軟骨がすり減ってしまい、膝の形が変わってしまう。
□滑液包炎 膝のまわりにある滑液包に炎症が起きること
□偽痛風 肩・肘・手首・股関節・膝・足・首などの関節で、血液中の成分であるピロリン酸が体内で固まって、急激な関節の痛みが出現する病気
□ランナー膝 膝の外側に痛みを感じる。長距離のランニングを行うことで起こりやすい。
□ジャンパー膝 膝のお皿の下に痛みを感じる。ジャンプを中心に膝の屈伸運動を頻繫に行うと起こりやすい。
□鵞足炎 膝を曲げる動きをした時に、膝の内側あたりに痛みを感じる。
□膝靭帯損傷 膝に関係する靭帯が部分的または完全に切れてしまった状態をいいます。前十字靭帯・後十字靭帯・内側側副靭帯・外側側副靭帯が膝の靭帯損傷に含まれます。
ここで紹介した疾患は膝に痛みを感じている時に当てはまりやすい疾患になります。
上3つと下4つで属性が分かれることが多いと感じています。
上3つは比較的、高齢者がなりやすい疾患になります。下4つは若年層やスポーツをしている人にみられやすい疾患になります。
膝が痛くなると今の時代はスマホやPCで自分の痛みの感じ方や部位を入力をして、検索をかけて調べる人が多いと思います。
人数の多い疾患ほど情報が多くあり、人数の少ない疾患は情報が少ないのといった具合になるので、なかなか自分の感じている症状に合致するものが出てこないこともあります。
自分の症状と似たものが見つかった時は、その情報からセルフケアをおこなって痛みが減っていくことを期待すると思います。
順調に良い結果が得られる時は問題ありません。しかし、状況があまり変わらない時は一度専門家に相談をしてみましょう。