ドケルバン病を改善するための概念

手首の親指側に痛みを感じるを疾患をドケルバン病といいます。一般的には腱鞘炎と呼んでいることが多いと思います。

このような痛みが出る理由は、いわゆる手の使い過ぎによるものになります。

仮に同じ部位に外力が一瞬で加わることによって痛みが出た場合は、捻挫や打撲になります。

ドケルバン病になる時は、ケガした瞬間のようなものなく気が付いたら痛みを感じているということが多い疾患でもあります。

だから、いつから痛いですかと質問をしても、はっきりとした日時は言えません。逆に日時をはっきりと言えたらドケルバン病ではない可能性が高いとも言えます。

ドケルバン病になる人の特徴は

手をよく使う趣味・仕事・スポーツなどしている人に多くみられます。また、妊娠出産期の女性や更年期の女性にもよく起こります。

当院で実際に相談をしてきた人がドケルバン病を発症したきっかけになった出来事は、赤ちゃんの抱っこ・タイピングが圧倒的に多いです。

これは土地柄もあると思うので、他の理由のほうが多いよという施術家さんもいると思います。

ドケルバン病を発症するということは、何かきっかけがあるはずなので治療をするとともにきっかけになっていることに対策をしていかないとなかなか痛みが解消されていきません。

なぜかというと

仮に痛みが完全に取れた状態に戻せたとしても、痛みが出るきっかけをそのままにしていたら、痛みを出すループからなかなか抜け出すことができません。

視点を変えると手の使い方を変えると痛みの感じ方弱くなったり、痛みを感じなくなることも少なくありません。

だからこそ患部の治療を行いながら、並行して負担の掛かりにくい使い方を覚えていくことおすすめしています。

使い方を変えるということは、今までのクセを変えていくことになるので、始めたばかりの時はやりにくさや違和感があるかも知れませんが、長い目で見た時に再発の可能性を少なくできるので辛抱強く続けるといいと思います。

これはドケルバン病を改善するための概念になります。

 

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