最近、度々話題にあがってくるオーバードーズについて紹介をします。
「オーバードーズ」とは薬を使うときの一回あたりの用量が過剰であること、または薬物の過剰摂取に及ぶ行為のことをさしています。
どんな時に起こるのか。
□医療現場で使用されるときに患者さんに誤って過量の薬を投与してしまった
□もらった薬を間違って多く飲んでしまった
など一般的に考えられることだと思います。
しかし、社会問題になっていることは、一般の方が意図的に薬の量を過剰に摂取してしまうことです。
このケースを「オーバードーズ」と認識している人も多いのではないでしょうか。
ここで手に入る薬とは医師に処方された薬やドラックストアなどで手に入る市販薬になります。
本来は適量を摂取する事によって、病気の治療に使用するのですが、過剰摂取をして欲求不満を解消することが始まりらしいです。これは現実に起こっているやりたいことがうまくいかない、願いがかなわない、どうしても解決できない、そんな不満やプレッシャーからくる閉塞感に苦しんだ末に現実逃避をするめに利用してしまう背景があるようです。
薬の過剰摂取をすると薬の効果によって、一時的に救われた気分になります。
しかし、薬の効果が切れてしまうと問題になっていたことは何も解決していないので、余計に絶望感が襲ってきます。そうするとこの状態から逃れるために、また、薬を過剰摂取してしまい同じことを繰り返してしまい。「依存症」という負のスパイラル陥ってしまいます。
特に問題になっているのは10代のオーバードーズです。
理由はいろいろ考えられていますが、人間同士のつながりが希薄になり、孤立した状態になって薬に関する情報がとびこんできて、誰に相談も出来ず、暗闇にはまりこんでしまうという構図です。
ここまで読むと薬は怖いものと感じてしまうかもしれませんが、本来の使用量を守って服用していれば安全に使えるはずなので本来の目的通り使用すれば問題ありません。