抽象的な話

よくある話だと思いますが、自分の得意なことや専門分野など周りの人よりも知識があることは年齢問わずあります。

分野に詳しくない人と話をする時は噛み砕いて理解しやすいように工夫をして伝えたりして、

出来るだけ簡単にしようとすると理屈をカットすることでニュアンスが少しずつ変わってしまう可能性が出てきます。

相手の理解度によりますが、伝えたい内容と少し違う形で伝わってまい正確さが失われてしまうこともあります。

相手の話が複雑になるほど理解しにくくなります。

このようなことを踏まえた上で読んでもらえるといいかと思います。

痛みの話になります。

人はどんなに痛みでつらい思いをしても、日常で起こるような痛みは忘れてしまいその瞬間に感じている痛みが一番つらい状態になります。

例としてはギックリ腰で少しでも体を動かそうとすると強い痛みが出てしまい全くといっていいほど動けないな時に

湿布や飲み薬・施術など痛みを緩和させるための方法を取った時に

痛みがゼロがにならなくてもゆっくりなら動けるようになった。

この状態なら周りからみれば痛みは減ったと評価できます。

なぜなら、痛みで動けなかったのに動ける状態になっているから。

客観的に判断すればこれは間違っていません。

しかし、痛みを感じている当人の性格によって反応はかなり変わります。

自分の感情とは別に客観的に判断できる人は周りが見ているのと同じように痛みは減っている評価できると思います。

これが、痛みを主観でしか判断できない人は動ける動けないは関係なしで痛みが100or0でしか評価をしないので話が通じない人が多いと感じます。

痛みの難しいところはその場で驚くくらいにきれいに消えていくこともありますがこのようなことは稀で、

経過を辿って痛みが消えていきます。

この経過の部分を受け入れることができるのかできないのか。

ここが慢性痛と上手く付き合っていけるのかに大切な要素と思っています。

 

 

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