前回は肩こりの概念について話を進めました。一般的に認知されている内容に少しプラスαが加わり発展した内容なのではと思っています。理解の仕方を間違えると今現在出回っている情報は嘘なのかと感じてしまう人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。よく出ている情報、たとえば姿勢・体のゆがみ・筋肉の硬さなどを調整しりことによって症状の改善がみられる人も多くいるのでこれらは肩こり症状の要因や要素として関わりがあったと認識しておくことのほうが正確ないいまわしに近いと思います。
このあたりの話はふんわりと決定的なことを言い切れない部分がありモヤっとしてしまうかもしれませんが、ここへの理解が深まっていくと症状の改善をしやすくなってきます。
基本的に個体差があっても人の体の作りは同じなので体に出現したつらさを改善する方法も似てきたりはします。確実とは言えないまでも症状を改善するにあたり、確率の高いもの大勢の人が効果を感じたものが情報として目につきやすくなっていると思います。
症状が改善しやすい方法
□マッサージ 硬くなった筋肉に手や電気などを使い筋肉を柔らかくしていく。よくなかった血行が良くなり、疲労物質や老廃物を流しだすことにつながり症状の緩和が期待できる。
□つらい場所を温める 患部を温め血流を良くするところからアプローチをします。疲労物質や老廃物を流しだし、リラックス効果などあるので症状の緩和が期待できる。
□運動をする 適度に体を動かすことによって血行がよくなり、筋肉に柔軟性も出てきます。体を動かしていると筋肉に刺激が入るので筋力アップにつながっていきます。筋力アップすると体力レベルが上がっていき強度を上げても体が耐えられるようになってきます。
□薬を服用する 病院やクリニックを受診した場合、内服薬・外用薬などで痛みを抑えることから始めます。
□肩こり解消グッズを使う ここまで紹介してきた薬物療法以外の方法を選択する場合にツボ押し・マッサージ器具など利用するほうが継続しやすい人もいます。
どの方法にしても一度でスッキリ解消というより継続をして体の状態を変えて症状の緩和につながることのほうが多いです。