令和5年10月29日に横浜マラソンが開催されました。きっかけがあり私自身もこのマラソンに参加しました。この機会に得た経験はいわゆる慢性痛との付き合い方や改善方法にも通じる部分がありました。今回はこのことについて紹介をしていきます。
参加した横浜マラソンは無事に4時間26分台で完走をすることが出来ました。結果だけをみると健康指導もする立場の職業なので出来て当然と思う人もいるかもしれませんが、マラソンにエントリーしたのが約半年前の4月になります。抽選が5月の中旬だったので、5月の頭くらいから練習のランニングを始めました。筋トレはしていたのですが、ランニングとなるとまともに行ったのは20数年前に遡るので当選してからでは本番に間に合わなのではないかと思い抽選結果の前に練習を始めることにしました。
どのくらい走ることができるのか。初回のランニングは悲惨なものでおよそ2.5㎞を30分弱かけて走り、膝の痛みのため歩いて戻り、翌日から一週間は膝の痛みが消えませんでした。そのようなスタートだったのでこの時点ではとても完走ができる状態ではありませんでした。しかし、目標はサブ4にしました。これはフルマラソンを4時間以内に走り切るタイムで1㎞を5分41秒で刻んでいかなければなりません。ここからコツコツと積み上げていくしかありませんでした。
職業柄、体の使い方についての知識はあるので、こことマラソンの情報を掛け合わせました。練習は仕事が終わった後をメインに週4日ランニングすること基準に体の状態を見定めながら続けていきました。途中、2週間ほど膝の痛みでランニングを中止しましたが、習慣化に成功しました。
体力的な不安もありましたが、ランニングをすることによって体力が増してきたのでランニング直後は疲れますが翌日以降にひきずることもなく、体の成長を途中から物凄く感じました。現状を変えようと思ったら何かを継続することは不可欠になります。
この部分が健康や慢性痛のために行うエクササイズと重なります。また、指導も受けると思います。そんな時に何もしていない人に言われるよりも、継続している人に言われたほうが一緒に頑張れると思います。そのような気持ちが伝わるように皆さんの見本になることができるように色々と継続していきます。