頭痛がした時に知っておくといいこと

最近では10月に入ってようやく暑さが落ち着てくるという年が増えてきています。また、この時期は春先についで引っ越しが多くもあります。このように季節感や環境が変わったりするなどをきっかけに体に負荷がかかり体調を崩す人も出てきたりします。そのような時によくある症状のひとつに頭が痛くなることがあります。そこで、頭痛の知識をつけていきましょう。

頭痛にも色々な種類や分類があります。そして、原因のはっきりとしているものからはっきりしないものもあります。多くの人が経験をしている頭痛は時間を争うようなものでありませんが、なかには時間を争う頭痛もあります。

頭痛の分類に一次性頭痛と二次性頭痛があります。

□一次性頭痛 基礎疾患がない頭痛になります。片頭痛・緊張型頭痛・三叉神経頭痛・自律神経性頭痛など

□二次性頭痛 くも膜下出血・脳腫瘍・むち打ちなどの外傷によるもの・薬剤の使用過多による頭痛など原因が特定できるもの

分類されているものすべてではありませんが、このようになっています。

頭痛で悩んでいる人は国内で約3000万人とされています。3〜4人にひとりの割合になるので少なくはないと思います。おおよその内訳が緊張型頭痛が約2200万人・片頭痛が約840万人・群発頭痛が1万人といわれ、くも膜下出血・脳腫瘍による頭痛は毎年1〜3万人発症するといわれています。

内訳のとおりほとんどは一次性頭痛になり、生命に関わる頭痛は割合から考えると0.1%なので普段は心配しないでいいレベルいえます。しかし、くも膜下出血はなってしまったら一刻を争うことになるので、もしもの時に備えて知識とし頭に入れておくといいと思います。

くも膜下出血の頭痛の特徴は今までに経験したことない頭痛といわれ、バットで頭を殴られたような痛み表現をされます。痛みも一瞬で終わり何事もなかったかのように痛くなくなることもあるようですが、一回でも始めに紹介した頭痛が起きたら迷わず専門医に診てもらいましょう。

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院長のヒトリゴト

  1. 2024.04.30

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