人を悩ませる病気のひとつに生活習慣病があります。この言葉のままですが何気なく過ごしている日々の習慣が積み重なることによって発症してしまう病気になります。毎日の積み重ねなので体にいいことであれば健康な体へ、悪いいことであれば不健康な体へと進んでいきます。体にいいことって何ですかという疑問も湧いてくると思います。
前回は栄養素の話が中心で氏でしたが今回は理想の食事バランスについて考えていきます。そのために、食事の基礎的なことをかくにんしていきます。
体を作ったり・動かしたりするにはエネルギーが必要になります。朝、糖分を摂ると脳が働きやすくなるということ聞いたことがある人もいるかもしれません。これはエネルギーが必要となる例になります。
栄養素によって体にとってどのような効果があるのか。それぞれ役割が違ってきます。まずは五大栄養素の特性などを押さえておくと食事を摂る時に役立ちます。また、食事のバランスを整えるといっても性別や年齢・活動量などによって変わってきます。摂取カロリーの数値をしっておくことも必要になります。
五大栄養素からみていきましょう。
□炭水化物 消化吸収されて脳や身体のエネルギーになる糖質と体内の消化酵素では消化できない食物繊維がある
□タンパク質 エネルギー産生栄養素に含まれます。20種類のアミノ酸が結合した化合物。身体を作るために役立ちます。体内で作ることのできないアミノ酸を必須アミノ酸・体内で作ることができるアミノ酸を非必須アミノ酸と呼びます。
□脂質 1gあたり約9kcalのエネルギーを産生する。
□ミネラル 身体を構成する主要な4元素(酸素・炭素・水素・窒素)以外のものの総称になります。骨や血液を作る材料・神経や筋肉などの調整をするので生きていくために大切な栄養素。体内では作ることができないので食べ物から摂る必要がある。
□ビタミン 身体の機能を正常に保つための栄養素。体内でほとんど合成出来ないので食べ物から摂る必要がある。水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンにわけられる。