笑うと健康の関係

突然ですが最近笑っていますか。気のせいか最近は明るい話題が少ないのではと思います。そうすると笑う回数も必然的に下がってきます。この笑うという行為が健康に密接に関係しているといわれています。そこで笑いと健康について紹介をしていきます。

笑いと健康の先駆けになったものは1970年代に報告があったノーマン・カズンズ氏にが経験したエピソードになります。どんな話かというと49歳の時に硬直性脊椎炎になり、痛みで歩行もできず回復する可能性は500分の1と言われたが笑いを入れた治療を取り入れた治療を開始したら数か月後には元の職場に復帰できるまでに回復したといことです。

笑うことがどのように健康にいい影響を与えているのか。医学的観点で見ていくと呼吸器と免疫の関連で説明が出来るようです。笑う時にはお腹に力が入り息を吐く動作を繰り返すことになります。結果として体内に溜まっている二酸化炭素を排出して、酸素を取り込むことになります。ここから体にとって必要な物質が分泌されたりするので、身体の調子を整えてくれます。

免疫系ではナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化されること分かっています。この細胞はガン細胞や体内に侵入してくるウィルスなど体に悪影響を及ぼす物質を退治してくれます。

笑いで身近に感じやすい効果は以下のものが挙げられます。

□脳の働きが活性化

□血行促進

□自律神経のバランスが整う

□筋力アップ

□幸福感と鎮静作用

この項目を見てもそうですし、純粋に笑うということだけを考えても、笑うためにはネガティブに閉じこもっていたら笑うきっかけもありません。だからポジティブに行動を積み重ねていくということがセットになると思います。もしかしたら、笑うことだけですべてが解決していくというよりは笑うことによって良い生活習慣のサイクルに入っていくのかもしれません。

たとえ直接健康に影響がないとされても笑って過ごせるれば生活を楽しんでいる証だと思うので笑うことは素晴らしいです。

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