肋間神経痛について

体に痛みがある時は神経を圧迫してしまったり、傷つけてしまうことが原因になっていることをがあります。

このような理由で肋骨のあたりに痛みがあれば肋間神経痛の場合があります。

そこで肋間神経痛について整理していきます。

肋間神経痛は、肋骨の間を走る肋間神経が刺激されたり圧迫されたりすることで生じる痛みを指します。

そして、左右のどちらかに症状が出ることが多いです。

肋間神経痛の原因は多岐にわたります。

□外傷や物理的圧迫

肋骨の骨折や打撲、胸部への強い衝撃が神経を刺激することがあります。

また、不適切な姿勢や長時間の同じ姿勢(例:デスクワーク)も神経に負担をかける場合があります。

□帯状疱疹

帯状疱疹ウイルスが肋間神経に感染すると、発疹や水疱とともに強い神経痛を引き起こします。特に高齢者に多く、発症前に神経痛が先行することもあります。

□筋肉や骨格の問題

胸部の筋肉の緊張、脊椎の変形(例:側弯症、椎間板ヘルニア)、関節炎などが神経を圧迫し、痛みを誘発します。

□内臓疾患の関連痛

心臓、肺、胃、胆嚢などの内臓疾患が肋間神経に影響を与えることがあります。

例えば、肺炎や胸膜炎、狭心症などが原因となる場合もあります。

□その他

ストレスや過労、冷えによる筋肉の硬直、腫瘍による圧迫なども原因として考えられます。

主な症状は、肋骨に沿った鋭いまたは焼けるような痛みです。

痛みは片側に多く、帯状に広がる。

体を動かす、深呼吸する、触れることで痛みが強まる。

しびれやピリピリした感覚を伴う場合もあります。

帯状疱疹の場合は、発疹や赤みが現れることが多い。

肋間神経痛は、肋間神経の刺激や圧迫による胸部や背中の痛みを特徴とする状態です。

原因は外傷、帯状疱疹、筋骨格の問題、内臓疾患など多様で、診断には問診や検査が欠かせません。

治療は薬物療法、物理療法、神経ブロックなどを組み合わせ、原因に応じたアプローチが取られます。

日常生活での姿勢改善やストレス管理も予防に役立ちます。

痛みが続く場合や他の症状を伴う場合は、専門医の診察を受けることが大切です。

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