前回に引き続き筋トレの話を続けていきます。目的に適したことを選択して筋トレをしていくことは当然なのですが、重量のあるものあげられた・何回できたなどに意識がいきがちになってしまうのも筋トレあるあるでこういった部分もモチベーションに繋がっていくので無視は出来ないのですが、何をするにしても基本的な体の動かし方を覚えて出来るようにしていかないと体を痛めやすくなってしまったり、効果がなかなか得られなかったりします。
特に初心者の人は一体何から始めればいいのと疑問が出てくると思います。最初におすすめするのは胸椎の伸展動作(背骨を前に突き出す動作)を出来るようにすることです。筋トレを普段からやっている人は聞いたことのある言葉で実践している人も多いと思います。しかし、筋トレ初心者は何を言っているのか分からないと思います。
この動きは筋トレをするにあたり必要な動作になるので覚えたほうがいいというより覚えることが必須になります。また、肩こりや腰痛の改善につながるひとつの要素にもなるので出来たほうがメリットが高くなります。
胸椎(背骨)を動かすには何をしたらいいのか。動かしにくい骨になるので慣れるまでは少し難しいかもしれませんがコツコツとエクササイズを行い出来るようにしていきましょう。
まずは背もたれの浅いイスに深く座ります。座ったら背中だけを後ろに倒していきます。この時に注意する点はお尻が椅子から浮いてしまうと腰を反らしている状態になってしまいます。コツコツ続けていくと背骨を動かす感覚がわかってきます。
別の方法はバスタオルを棒状に丸めて背骨に対して横におきその上に寝ます。バンザイをしながら深呼吸することもひとつの方法になります。
これと同時並行してやっておきたい事は背骨のまわりにある筋肉に柔軟性を持たせる。今まで動かしていない部分の筋肉は必然的に硬くなりやすいです。そして、筋肉が硬いと動きに制限をかけてしまうきっかけになります。
これをメインに始めて続けていくことをおすすめします。