サルコペニア・フレイル

前回は転倒すると高齢者はその後寝たきりになりやすいなど転ぶことはリスクがありますといった内容をきさいしました。それならば転ばないように普段から気をつけておこうと思う人も出てくると思います。身体機能を出来る限り維持するため知識をつけていきましょう。

年齢を重ねるに連れて体力が低下していくことは自然なことなので気持ちとして受け入れていく部分と言い分けの理由にせず反発する部分の両方を持ち合わせていくことは大切になります。なぜなら体力が低下していく中、現状維持をし続けることは容易ではありません。しかし、何もしなければ体力は低下する一方になります。この狭間で身体を動すことになるので続けていくと色々な感情が湧いてくるので上手につきあっていく必要がでてきます。

身体機能について基礎的な知識をつけていきましょう。

サルコペニアとフレイルといった言葉は聞いた事があるでしょうか。

どちらの言葉も身体機能の低下を意味します。また若干の違いがあります。

□サルコペニア 筋肉量が低下してしまい、日常生活に支障をきたしたり病的なレベルでの筋力低下の状態

□フレイル サルコペニアの状態に精神的・社会的生活においても衰えがみられる状態

このふたつは違うものではなく繋がりがあるので、身体状態から考える現状のフェーズを表した言葉として捉えるいいのではないでしょうか。

筋力低下が著しく進むと日常生活を意図な営むことが大変になってきます。そのような状態が続くとこの先どうなってしまうのだろうと不安が大きくなってきます。これと同時に筋力低下によって身体を動かすことが大変になってくると外に出ていくことが億劫になり身体を動かす機会が自然と減少しさらに体力が低下が進みといったぐあいで身体的・精神的・社会的なことが連鎖的に負の方向へ絶妙に絡み合いながら進んでいってしまいます。

人によって改善すべき点は違いますが、最低限の身体的機能がないと何もできなくなってしまいます。

次回は予防について紹介します。

診療時間

お越しの際は

横浜市中区本牧町2丁目284-16
【アクセス】
JR線「山手」駅より徒歩17分
JR線「石川町」駅よりバス10分
【お車でお越しの場合】
当院前の本牧通り
11:00~15:00まで駐車可です。
 

院長のヒトリゴト

  1. 2024.10.13

    2種類の歩き方
  2. 2024.10.09

    腹式呼吸
PAGE TOP