シビレで知っておくこと②

前回はシビレの分類や命に関わるシビレについて紹介をしました。知っておくと無駄に心配をしなくてもよくなったり、いざという時に役立つかもしれません。まだ目を通していない人はぜひ読んでください。

今回は一般的にシビルと言った時に比較的に遭遇率の高い疾患を中心に話を進めていきます。

シビレの相談で多い場所は手や足になります。

手に起きるシビレの原因をみていきましょう。

□頚椎症 脊髄症と神経根症に分かれます。

□頸椎椎間板ヘルニア 脊髄を圧迫する。

□後縦靭帯骨化症 脊髄を圧迫する。

□手根管症候群 正中神経を圧迫する。

□肘部管症候群 尺骨神経を圧迫する。

□胸郭出口症候群 腕に伸びていく血管や神経を圧迫する。圧迫する部位により、小胸筋症候群・肋鎖症候群・斜角筋症候群と呼ばれこれらの総称を胸郭出口症候群と呼ぶ。

□糖尿病性神経障害 糖尿病により血糖値の高い状態が続くとシビレや感覚障害が起こる。

□アルコール性神経障害 大量のアルコールを長期間に渡り飲んでいるとシビレるなどの神経症状がでる。

足に起きるシビレ

□腰椎すべり症 馬尾神経や神経根を圧迫する。

□変形性腰痛症 馬尾神経や神経根を圧迫する。

□腰部脊柱管狭窄症 馬尾神経や神経根を圧迫する。

□腰椎椎間板ヘルニア 馬尾神経や神経根を圧迫する。

□バージャー病 炎症で血管を塞いでしまう。

□閉塞性動脈硬化症 動脈が狭窄して血流が悪くなる。

疾患名をざっと並べてみました。もちろんこの他にまだたくさんありますが耳にしたことがあるのではないかと考えられるものを選択しています。ここで紹介した疾患だと診てもらう診療科は整形外科・内科・循環器内科などになります。

もしシビレを感じて緊急性はないだろうなと思い、原因はなんだろうと感じたらどこかで診てもらうことになりますが、どこにいけばいいのか分からないとなりやすいです。

そのような時のためにかかりつけ医があると何かと相談しやすいと思います。そういうところはないよという場合は当院でもわかる範囲でアドバイスできる可能性があります。

 

 

 

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