組織とコミニティの使い分け

昨日が新社会人の初日だったところが多いようです。該当する人たちは色々な思いを胸に新しい扉を開いていったのだろうなと思います。次は入園や入学ラッシュが控えています。4月の初めは年度の切り替わりなので新生活という言葉がピッタリ当てはまります。

環境に変化があると無意識のうちに緊張があります。なんだかんだいっても人は同じ環境で同じルーティーンで生活をしていると気疲れが減ります。これは人に変化を好まない性質があるからでしょう。しかし、あまりにも変化がないと今度は刺激が少なすぎるのでこれもよくないので健康のためには双方のバランスが必要になります。

現代は個人がすごく尊重されていて人との繋がりが希薄になりがちですが、人は本能的に帰属意識が働くようようです。そのようなこともあってか孤独な場合は社会的に繋がりがある人と比較すると早期死亡リスクが2倍にもなるそうです。このようなことからも基本的には何かに属していたほうが健康にいいことが多いのではと考えられます。

新生活で属する場所といったら、会社や学校・地域の集まりなどがパッと頭に思い浮かびます。このような集まりを組織やコミニティと呼んだりします。

□組織 目的と目標を達成するために集まった二人以上の集まり

□コミニティ 価値観や世界観をゆるやかに共有している人の集まり

このふたつの大きい違いは規律の厳しさではないかと思います。どちらのほうが良いというものではありませんが求めるものにより使い分けが必要になります。

楽しさや居心地の良さを求めるのならばコミニティのほうが価値観を大切にしてお互いを認め合い尊重しながら形成されている事が多いので承認欲求を満たす意味でも適しています。人の行き来が出来るように拠点があると活性化されやすいようです。

職場や学校などの新しい環境にすぐに馴染めない場合は自分に合うコミニティを見つけて新生活のバランス取ってみてもいいかもしれません。

 

 

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