ランニングが好きな人にとっては雪の積もる地域は別ですが、冬場は走りやすい季節なので、大会もあちこちで開催されているようです。健康の為にランニングをするを人は割と多いいでよく見かけます。
ランニングの頻度や強度はその人のレベルによって違い悩みも同じではないででしょうが。体のどこかを痛めてしまった時は早く良くしたい・これ以上悪くしたくないなど思うことは共通なのではないでしょうか。
今回はランニングをする人に起きやすいケガのひとつ「ランナー膝(腸脛靭帯炎)」について紹介していきます。
どこに痛みがでるのか。または感じるのか。膝の外側に痛みが出てきます。体の組織としては大腿筋膜張筋・腸脛靭帯と呼ばれる部位になります。
症状は初期の頃は膝の曲げ伸ばしで違和感を感じる程度ですが、徐々に酷くなってくると違和感が痛みへと変化してきます。日常生活では階段昇降が痛みで辛くなりやすいです。しかし、レントゲンを撮っても骨に異常は見当たりません。
原因として考えられる事は
□膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで筋肉や靭帯に不適切な負荷がかかっている
□体力・技術のレベルに合わない練習量によるオーバーワーク
などになります。
治療は痛みが出ている時は安静にしてランニングを控えます。痛みの消失には個人差がありますがおおむね3週間で回復していくことが多いです。
この症状の難しい点は痛みの改善より調子がよくなり再びランニングをした時に痛みを繰り返しやすいことになります。
繰り返す人については
□フォームが合っていない
□必要な筋肉を使えていない。または筋力が足りない
□シューズが合っていない
□ウォームアップ・クールダウンが足りない
□ランニングコース
などが考えらるので、すぐに出来る事から時間を要する事までありますが、ひとつずつ見直していきましょう。
自分だけでチェックを行うことも可能ですが、第三者目線で確認をしてもらうと自分では気がつかない事もわかるので体やランニングの専門家に相談してみましょう。