歩いたり、立ち上がったり、しゃがむなど日常の何気ない動作で股関節あたりが痛むなと感じている人は原因はと悩むこともあると思います。
まずは何をチェックをすればいいか確認をしていきましょう。痛みを感じる場所を明確にしていきましょう。実際は股関節が痛いと思っていてもその付近が痛みを発していることが多くあります。股関節自体に痛みを感じている時と股関節付近の痛みで原因を分けていきます。
股関節自体に痛みを感じる
□股関節炎 股関節に炎症が起きることの総称になり、原因は色々と疾患に応じて色々あります。
□変形性股関節症 股関節の形が球状の滑らかさを失う。原因は加齢による摩耗や骨折などのケガによるものがあります。
□股関節唇損傷 股関節を構成する寛骨臼と大腿骨が重なる部位の軟骨組織が傷付くこと。レントゲン検査ではわからないのでMRIを撮影する必要があります。
□臼蓋形成不全 股関節を構成する寛骨臼と大腿骨あり、寛骨臼は大腿骨頭を受け止めてい部位になり通常は上手くかみ合うようになっています。しかし、生まれつき受け止める側の深さが浅い人が存在し、この場合をさします。
股関節付近に痛みを感じる
□グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群) 鼠径部周囲で起きる痛みの総称になります。主にサッカーなどスポーツでの繰り返しの動作によって痛むことが多いです。
比較的多い疾患を紹介しています。
病院や整骨院などで相談をする時は股関節が痛いと伝えれば、特に問題はありませんが知っておくと自分でも痛みをやわらげる適切なセルフケアを選択できるようなるかもしれません。
どちらもでも辛いことに変わりはありませんが、股関節自体に痛みが出ている時は手術も含めて治療を考えていかなければならない場合も出てきます。痛みが出始めたら我慢せずに早い段階で治療を開始できれば保存療法のみで済むこと少なくありません。無理をして状態を悪化させないようにしましょう。