自律神経について、前回の続きなりますが自律神経がもたらす疾患の原因にはどのようなものがあるのか確認していきましょう。
自律神経機能不全の一般的な原因は
□加齢
□末梢神経障害など
その他の原因には
□自律神経性ニューロパチー
□脊髄疾患 などになります。
これらが原因となり大きなくくりで自律神経失調症と呼ばれます。
自律神経が上手く働かい原因が疾患によるものであれば疾患に対して治療を行うことで症状の改善が見込めますが、放置してしまうと疾患自体を悪化させてしまうので症状が長引く時は自己判断でなく専門医に相談をしましょう。
また、原因がはっきりしない事もあります。いわゆる不定愁訴になると思います。この部分についてがご自身の努力と習慣で対応できる範囲になってきます。
いくつか代表的な症状を紹介していきます。
□疲れやすい
□ふらつき
□浮動性めまい
□片頭痛
□肩こり
□顔のほてり・手足の冷え
□動機息切れ
□息苦しい
□食欲不振
□眠りがあさい
□微熱が続く
□耳鳴り
□便秘・下痢
□手のしびれ
□精神的なストレス などは自律神経失調症の症状でよく見聞きします。
これらの症状を改善するために自分で出来ることは生活習慣を見直すことから始めます。
□夜更かしや徹夜がおおい
□運動はまったくしない
□いつもスマホを触っている
□趣味がない
□満腹感がでるまで食べてしまう などここで出てきた内容に関わることが複数あったり、突出していて体に不調を感じているならば改善の余地があると思います。
この内容がどこにつながっていくのかというと本来は人が自然と身に付けている身体の機能に近づけることになります。
その為に方法のひとつとして
□朝に起床し朝日を浴びる
□腹式呼吸を一日の意識的数回取り入れる
□腸内環境を整える
□意識的に笑顔をつくる
これは体のリズム・ストレスのリセット・栄養吸収などに役立ちます。しかし、職業や生活環境で実行不可能なこともあります。個別性の強いことになるので何をすればいいのか分からない時は専門家に相談してみましょう。