運動を始めたばかりの人やハードなトレーニングや運動をして時間が経過すると筋肉に痛みを感じたことは誰でも一度は経験しているのではないでしょうか。

筋肉痛について整理していきます。

症状　筋肉が遠心性収縮（筋肉が伸びる時）に鈍いような感じの痛みがします。ほとんどの場合は鋭い痛みではないのでゆっくりと動かしていくと動けないということはないです。太ももの前側は筋肉痛が起きやすいように感じます。階段を下りる時は特にわかりやすいと思います。

また、筋肉痛でよくいわれることで年を取ると筋肉痛は遅れて出てくる。このことについては正確には分かっておらず研究によっては年齢差はないという報告もあるようです。この話が出てくる時は楽しい雰囲気の時が多いでしょうから話を折らないように気をつけましょう。

原因　医学的な観点ではっきりとした事は分かっていません。有力な説は運動によって傷ついた筋繊維が修復しようとする時に起きる痛みと考えられています。痛みが出てくるまでに時間差があるのは筋繊維そのもは痛みを感じませんが損傷し炎症を起こし発痛物質が筋膜に達すると痛みを感じる。そして、この時に若干の時間がかかることで痛みが出るまでの差が生まれると考えられます。

基本的な考え方として血行を良くしていく方法おこなうと早い回復が見込めます。

□湯舟に積極的につかり身体を温めて筋肉の緊張を取りながら血行をよくしていきましょう。

□ストレッチや患部を温めるなどで身体をリラックスさせていきます

□身体が回復しやすいように栄養を摂る。タンパク質の合成を促進する為に糖分を摂ったり、アミノ酸やビタミンを摂る事も有効です。

最後は身体を回復させる時間は必須になるので休息する時間をしっかり確保する。その為に質の高い睡眠をとりましょう。

しかし、筋肉痛の場合は放っておいても問題なく痛みは1週間程度で回復していくはずです。もし無くならない時は肉離れやその他の疾患の可能性もあるので専門家に相談しましょう。