足がだるい・重いと感じてもたくさん動いたわけでもないのに何だろうと不思議に感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
原因は色々と考えられますが、足がだるい・重い時に両足or片足どちらのパターンになるのか。それは突然おきたことなのかで初動が変わってきます。
片足が突然だるい・重いと感じた時は同側の顔や手が動くか確認をしましょう。少しでも動かしにくいや動かないとなっている時は脳梗塞の疑いあるので救急車を呼びましょう。このケースは人生で一度経験するかしないかぐらい稀なことになりますが、頭にいれておきましょう。
この他には病気が原因になるものや肉体の疲労が当てはまってきます。片足に症状が出ている時は病気が原因になっていることが多く、両足に症状が出ている時は肉体の疲労が原因になっていることが多いです。おおよその目安にはなります。
肉体の疲労によって症状があるからといっても動き回っているとは限らず、長時間の立ち仕事や精神的ストレスなどによっても引き起こされることはあります。
病気を疑う場合は原因と考えられる疾患によって受診する診療科が変わってきます。だるい・重いの他に気になる症状がでていないかチェックしましょう。
例えば、
□だるさと冷えの症状がある時は閉塞性動脈硬化症や甲状腺機能低下症の可能性があります。
□だるさとしびれの症状がある時は腰部脊柱管狭窄症や坐骨神経痛の可能性があります。
□だるさとむくみの症状がある時は下肢静脈瘤や心不全・腎不全などが考えられます。
紹介したことが全てではありませんが比較的遭遇しやすい疾患になり、同じ症状であっても受診する診療科は違うことあります。最短で適した診療科にたどり着くためには症状や状態を少しでも細かく言葉にできると情報量が増えて一回で治療に適した診療科を受診できる可能性が高くなります。
可能性を探っていくと不安にかられることがあるかもしれませんが、疲労のことが最も多いので、まずは筋肉を温めたり、自分でマッサージして症状が軽快するか様子みてもいいと思います。