バレエやダンスで身体に痛みがでる②

踊っていると身体が痛くなってしまう事があります。そんな時はケガをしてしまったと思うのではないでしょうか。痛みの出る過程で2種類に分ける事ができます。

言葉で表すと外傷と障害になると思います。痛さの真っ最中であれば種類なんてどうでもいいから回復させる方法を知りたいとなるかもしれませんが、外傷と障害どちらも痛みを伴います。外傷は突発的な外力が加わって関節・靭帯・筋肉を痛めます。障害は繰り返しの外力によって関節・靭帯・筋肉を痛めます。これが大きな違いになります。痛みに繋がっていく要因が違うので、対応の仕方は変わってきます。

まずは外傷と障害に分けてケガを紹介していきます。

□外傷 足関節捻挫・膝関節捻挫・アキレス腱断裂・打撲など

□障害 足底筋膜炎・アキレス腱炎・膝蓋靭帯炎・筋筋膜性腰痛など

外傷の分類にされるものは見た目も変化があるものが多く、少なからず軟部組織の損傷があり、炎症反応が見られることが多いです。痛みを軽減させ、機能回復をしていくためには損傷した軟部組織の回復が必要になります。瞬発的に起きるケガなので応急処置が最初に行うことになります。POLICE処置をすることが適切といわれるようになっています。

Protection(保護)・Optimal Loading(適切な負荷)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の頭文字をとって、POLICE処置と呼びます。

障害はいわゆるオーバーユースになります。痛みを改善していくためには患部に適切な施術や休息をしていくこと。患部に負荷を加えている動きを改善していくことが必要になります。施術の方法はマッサージ・筋膜リリース・電気療法・テーピング療法など行います。何を選択するかは、症状や身体の状態などを総合的に判断して行います。これは患部の回復を目的としています。そして、患部に負荷を加えている動きに対してアドバイスなどをしていきます。

オーバーユースは単純に使いすぎている場合と使い方に問題ある場合があります。ここを見極めていかないとなかなか改善は難しくなります。

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  1. 2024.11.30

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