有痛性筋痙攣

有痛性筋痙攣と聞いた時に何を指しているか。パッとわかる人は多くないと思いますが、誰でも知っている症状になります。一般的にはこむら返りや足がつったと言うと通じるのではないでしょうか。また、筋クランプともいいます。

有痛性筋痙攣の状態を説明すると突然不随意に骨格筋が、痛みを伴い痙攣を起こすものとなります。

寝ている時にふくらはぎが突然つってしまい痛みで目を覚ました時に筋肉がかたくなっていますがこの時は筋肉が痙攣している状態だったのです。

筋肉がつってしまうことは誰にでも起きることなのですが、特に高齢者や妊婦(妊娠後期)にみられます。つってしまう原因についてはのちほど紹介していきますが、基本的に単発でおきるものについては特に心配する必要もありません。しかし、つってしまう事が日常的に頻繁に起きているようだと改善をこころみたり、疾患が隠れていないか調べたほうがいいかもしれません。

よくある原因

□冷え

□筋肉の疲労

□筋肉量の減少

□電解質異常

□体の水分不足

などがあげられます。

何か疾患が隠れていて繰り返す場合

□脊髄の病気 脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニアが比較的多い

□代謝の病気 糖尿病・腎臓病・肝臓病など

□甲状腺の病気 甲状腺機能低下症・副甲状腺機能低下症など

□血管の病気 閉塞性動脈硬化症・下肢静脈瘤など

この辺りは筋肉がつるだけでなく、他の症状もあるので日常から調子がイマチイと感じている時は各科を受診しましょう。

いざ、筋肉がつってしまったらどうすればよいか。

つってしまった筋肉をゆっくりと伸ばしてストレッチを行うと筋肉の緊張が取れていきます。緊張が取れた直後は慎重にゆっくりとうごきましょう。テキパキ動こうとすると再び筋肉がつってしまうことが多々見受けられます。

痛みで動くことができないと感じた時は動かずにじっとしていても数分でおさまります。その間は痛みを感じているので動けそうになったらストレッチを行うほうが痛みから早く解放されることが多いです。

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