命に関わる頭痛

ここ数回でよくある頭痛について知識を深めてきました。命の危険にさらされる頭痛はなかったのですが今回は命に関わる頭痛について紹介していきます。

危険な頭痛にはくも膜下出血・脳腫瘍・慢性硬膜下血腫などがあります。この時はの頭痛は危険を知らせる合図になります。どれも強い頭痛がありますが、脳腫瘍については頭痛が必ずある訳ではありません。

命の危険がある頭痛の時は迅速に適切な治療を受ける事が出来るのかが重要になってきます。

どんな症状が出てくるか

□強烈な頭痛

□突然に起こる頭痛

□いままでに経験したことがない頭痛

□いきんだり、頭を振るとひどくなる頭痛

□直近1ヶ月以内にどんどんひどくなる頭痛

□高熱を伴う頭痛

□神経や精神の異常を伴う頭痛 などが挙げられます。

今までに経験にない突然の痛みが出てしまった時は病院を探して受診するよりも救急車を呼んで方が適切だと思います。この場合の痛みの出現の仕方は素人としてはくも膜下出血の可能性が極めて高いと考えた行動をする事がもしもの時に助かる率が上がるのではないでしょうか。特にくも膜下出血はスピードが重要です。

医師を受診した方がいい場合

□頭痛で日常生活を送ることが困難

□連日のように頭痛が起きる

□月10回以上鎮痛薬を服用する

□頭痛の正確な診断がほしい など

くも膜下出血を疑った時の対応方法

患者を横にする→不用意に動かさない→ゆすったり叩いたりして呼びかけない→気道を確保する→衣服を緩める→嘔吐に備えて顔を横に向ける→すぐに救急車を呼ぶ→脳神経外科に運んでもらう

脳腫瘍の頭痛

特徴は頭痛・嘔吐・うっ血乳頭があると言われています。うっ血乳頭は眼底検査でわかります。

脳腫瘍は年間で1万人にひとりの病気でその中で頭痛のある人は1/3になります。

この他にもありますがMRIやCTなどの画像検査を行うで早期発見が可能になります。

慢性硬膜下血腫

頭部打撲の1〜3か月後に症状が発症します。高齢者に多くみられます。脳に血腫があらわれます。

 

 

 

 

 

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