睡眠は疲労を取ることに重要な行為だと知っている方は多いと思います。睡眠に関する本もかなりの数が出ているようでベストセラーになった本もあります。読んだことがある方もいるでしょう。
良質な睡眠を取ることで快適な暮らしを実現させましょう。
その為に必要な知識を紹介していきます。
まずは睡眠の役割について
□身体の回復 一日でダメージを負った細胞のメンテナスを行います。寝付いてから3時間は成長ホルモンが多く分泌されるために身体の成長を促したり、身体のメンテナンスが行われます。寝ている間に免疫に関わるホルモンの分泌の量が多くなるようなので感染症などにもかかりにくくなる効果が期待できます。
□記憶・運動に役立つ 睡眠中に1日の中で経験して感じたことや見たことなどの取捨選択が行われて必要なものだけが残されます。
□脳・内臓のメンテナンス 睡眠を取っている間に疲労した脳・内臓を回復させます。
などが挙げられます。
睡眠不足の弊害には何があるか。
寝不足の状態だと頭がしっかりと働きません。そうすると集中力・やる気が低下してしまいます。その結果として仕事や勉強などの効率が落ちる上にミスする確率も高くなってしまいます。また、気持ちが不安定になりやすくなり、感情の起伏が激しくなりやすいです。もちろん体を動かす事が億劫になるなど運動能力に悪影響がでます。
良い睡眠と一体どういうことか
起きている時間を充実させる。不眠にならない。このふたつが重要になってきます。
限りある時間の中で睡眠時間もしっかりと確保することは大切です。
医学的な定義で布団の中にいる時間と寝ている時間の比率を睡眠効率と言います。
眠ろうとして布団に入っているにも関わらず寝付けない時間が長くなってしまうと寝付けない時間が不眠だと感じてしまいます。
そうならないために1日のリズムをしっかりと作っていきます。朝起きる時間を一定に保つとリズムが整いやすくなります。気を付ける事は昼寝やうたたねをしすぎない事になります。昼寝などをする場合は脳を回復させる30分以内にしましょう。