人生100年時代と言われている現在では70歳を超えても働くことを想定している人も多くいると思います。その為には「健康寿命」を延ばす必要性があります。
健康寿命とは心身ともに自立し、健康的に生活できる期間のことを指します。これは2000年にWHO(世界保健機関)が提唱して以来、寿命を延ばすと言う指標に加え健康でいられる期間を延ばすと言うことが重要視されるようになりました。
寿命にまつわる言葉がいくつかあります。
□健康寿命 心身ともに自立し、健康的に生活できる期間
□平均寿命 0歳の時に何歳まで生きられるかを統計的に予測した平均余命のこと
□平均余命 現在の年齢からあと何年生きられるかを表す数値
平均寿命と平均余命はよく勘違いして使用しがちなので意味をしっかりと覚えておくと役に立つことがあるかもしれません。
ここまでは言葉に慣れて頂く感じになっていますが、具体的には健康寿命を延ばす為に何をするか目安になるものがあります。
「スマート・ライフ・プロジェクト」と言って厚生労働省が平成23年2月に国民の生活習慣の改善、そして健康寿命を延ばすことを目的としてプロジェクトを開始しています。
プロジェクトのキーワードが「運動・食生活・禁煙」になります。
このキーワードが3つのスローガンになります。
□運動「毎日10分の運動を」
□食生活「1日プラス100gの野菜を」
□禁煙「禁煙の促進」
どの項目も毎日積み重ねていくことで大きな成果につながっていきます。
生活習慣病の予防で行うことと重なっています。
プロジェクトに名前がついているから身構える必要もなく、年齢に関係なく元気でいる為には運動して栄養を摂って悪い物は体にいれない。
運動はラジオ体操やウォーキング40分・駅やバス停を1つ手前で降りて歩くなどで動く習慣をつけましょう。野菜をプラス100gは温野菜でスープや煮物と合わせたり、トマト半分を食べるようしてみましょう。
すでに出来ている人は継続して、これからの人は上記の事を参考にしていましょう。