朝起きた時に首が痛い、肩が凝る感じがする。または日中も首まりが常に痛む時に原因が特に見当たらない場合、枕が悪い・合わないと思い自分に合った枕を買おうと枕を探す人は割と多いのではないでしょうか。
枕の選び方を調べたり、フィッティングしてみたりして、やっといい枕に出会えたと思いしばらく使っているとまた同じ悩みを抱えてしまい枕難民になってしまう方が意外と多く、枕の相談を受ける事もあります。
枕の基本的な選び方はをまずは紹介していきます。
始めに知っておきたい事は首の構造を理解する事になります。
首の骨は頸椎と言い骨が7個縦に並んでいます。また形状としてゆやかな前弯になります。下記の図のピンクの場所が首の位置になります。
この首の形に枕がフィットするものを選ぶ事になります。
もう少し詳しく言うと
仰向けで寝る方は首の下に枕を入れる事で首の弯曲を崩さないようにします。
横向きで寝る方は首の骨が一直線になる高さの枕を選ぶことになります。
理由としてはこのポジションを取る事で筋肉に無理な負担をかけずにすむので首が痛くなったり、肩が凝ったりすることが少なくなる。また、フィットしているので隙間がなくなる。
首の形状に合せるためにオーダー枕を出しているメーカーも多数あります。体には個人差があるので自分の体の形に合わせた枕を作ってしまおうという事です。
体の構造で枕を選ぶとしたらここまで紹介した事を実行してもらえれば問題ないと思います。
首にあった枕が見つかり快適な睡眠を手に入れる事が出来た方もいれば、やっぱり枕が合わなくなる方も出てきます。
どうしても、いい枕が見つからないとなってしまうのであれば、発想を変えてみてはどうでしょうか。
体に枕を合わせるのではなく枕に体を合わせられるようにするという事です。
体の柔軟性を高く保ち、体を健康な状態にすれば、枕に体を合わせるようになるのではないでしょうか。
体を健康な状態に保てれば肩こりや腰痛改善に繋がり一石二鳥です。