花粉に悩まされる季節がやってきます。人によってはもう症状が出始めているのではないかと言っている方もいます。以前は「症状の辛さとどう対峙していけばよいのか」という事に集中して対策すればよかったのですが、現在は新型コロナの影響もあり、くしゃみをすると人の目が怖いとすごく気を遣うよです。そういう意味でも、出来る限り症状を抑えていけたらいいですね。花粉症について知識を整理しましょう。
花粉症と言えばスギ花粉を指す事が一般的な認知になっています。TVニュースなどでもスギ花粉情報はありますが、他の花粉情報はあまりみかけないですよね。花粉自体はほぼ一年中何かしらの花粉は飛んでいます。
主な花粉の飛散時期(関東)
□スギ 2月上旬〜3月上旬
□ハンノキ属 2月中旬〜5月上旬
□ヒノキ 2月上旬〜5月下旬
□シラカバ 4月下旬〜6月上旬
□イネ科 4月上旬〜10月上旬
□ブタクサ属 8月上旬〜10月中旬
□ヨモギ 9上旬〜9月下旬
□カナグムラ 8月中旬〜10月中旬
この様な感じになります。体感しているピークの期間はこの範囲に入って来るのではないでしょうか。
花粉症の症状は「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」の鼻に現れる症状。
また、「かゆみ目」「なみだ目」「結膜の充血」などの目に現れる症状。
「全身倦怠感」「頭重感」などの全身症状も現れます。
ほとんどが風邪と同じような症状ですが、
風邪との違いは、鼻水が水のように無色でサラサラしていて、発熱や喉の痛みがないと言われています。
もちろん、風邪ではないので風邪薬に効果ありません。
花粉症の歴史と世の中に認知され始めたのが今から約40年前くらいでこの辺りで花粉症は「国民病」と呼ばれるようになってきたようです。
国民病と言っても現在ほどの人数ではないので、2月〜3月になると「毎年風邪になる」「なまけている」「体が弱い」など思われケースもあったようです。
次回は治療やセルフケア・食事について紹介していきます。