慢性痛への理解

肩こり・腰痛・膝痛など痛みを感じて

動くことが日常生活に影響があると長い期間あるならば

慢性痛の分類に入ります。

もちろん、痛みに原因がわかっていて、

治療中だったり、原因を放置していないと言う前提の話になります。

では慢性痛と急性痛の違いとは何か。

慢性痛                   急性痛

原因    不明瞭or原因よりも痛みがはるかに大きい       あきらか

検査    急性で無い事の確認                 痛みの原因を探る

治療    ADLやQOLの向上                  組織侵害の治癒促進

鎮痛は副次目的                   鎮痛が主目的

この表を見ると分かる通り慢性痛とは

そもそも原因がハッキリせず、治療はADL(日常生活動作)とQOL(生活の質)を向上させる事が方針になります。

しかし、多く方は痛みを取り除きたいと思っているのではないでしょうか。

慢性痛改善の大まかな順序としては、

日常生活での不便が減る→痛みを感じる回数が減る。若しくは痛みが徐々に気にならなくなる

と言う流れで身体の不調が改善していきます。

原因を特定する事は困難で間違えの無い事実ですが、

症状改善に繋がる複数の要因はコミュニケーションをしっかり取る事で

身体を調子の良い方向に導く事ができます。

その為には中長期的に施術を継続して頂けると

身体の特徴や最適な施術方法を選択しやすくなります。

以上が慢性痛の症状改善の大枠になります。

ここまで読まれた方は

慢性痛はやはり治らないのかとがっかりしたり、直ぐには良くならないのかと感じた方も居れば

症状改善の為に地道に頑張ってみようと考える方と色々な思いがあると思います。

また、具体的な方法をしりたいと言う意見もあるでしょう。

長い期間、悩んでいる辛い症状を克服する為の理屈や施術方法は、次回以降に解説していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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